昨年は24人の子供たちを4人の保育士で保育していた。
来年はどんな人事かとワクワクしていたが、まさかの4人ともクラスもメンバーも全く変わらず😅
未満児は人間関係が難しいから、消去法でこの選択肢しかなかったのかと思った😅
人事を決める園長・副園長は大変だなあと。
「また同じメンバーかあ」という気持ちで始まった5年目。
1年を振り返ってみよう。
保育士研修を通して
今年度は保育士研修というものがあり、他の市の保育園の見学をさせてもらえる機会があった。
『おおおおおお、すごすぎ、、、!!!』『真似してみたい、、、!!!』と感じたことは、
【一斉で生活するのが当たり前】と思っていた私からしたら、衝撃だらけだった。
この保育の仕方ならゆったり過ごせるかも!と思いながら自分の園に戻り、「さあ!どうしようか!」と考えようとするが、
できない理由ばかり出てきてしまった。
今までは、毎回給食のために、絨毯や机、椅子を用意していた。昼寝のためにそれを大急ぎで掃除して片付けて布団を敷いて、、、。
もともとの園としての環境が違うから、真似しようにもできんわ!!!って思ってた。
園長に相談すると、仲良しの先生が別の園で同じ2歳児の保育をしているから、「どう過ごしているのかポイント研修しに行く?」と提案された。
確かに、同じ市内の園だと、部屋の環境が似ているから真似できるものが見つかりやすいかも!
と思い、「登園してからおやつ、クラスの会まで」「おやつから外遊びまで」「外遊びから給食、昼寝まで」と、時間を分けて3回見学に行ってきた。
見学して見たことや思ったことをクラスの先生に話し、自分たちのクラスではどんなふうにできるかを話し合った。そして、まずやってみよう!と挑戦した。
やってみた感想はこちら↓
流れる保育をやってみて
部屋の角に少し死角となるスペースをつくってお風呂ごっこをしたり、棚を利用して水道やコンロなどのリアルなキッチンをつくり、ままごとコーナーを常設できるようにした。
食べたい子から準備して食べるようにしたことで、意欲的に食べるようになった。
食べる→トイレに行く→寝る という流れができたことで、自然と子供たちの中でルーティーンができ、自分から行動する子が増えていった。
一人一人にゆっくり関わる時間が増えていった。
死角となるスペースが小さく子供たちが群がるし、それ以外の遊びの環境が整っていないから、ゴチャゴチャしてトラブルが起きないようにと常に気を付けなければいけなかった。
給食を食べて寝始めている子がいても、気にせずずっと遊び続け、声を掛けても「給食いらない。」と話したり、玩具で遊び続けたりする子がいた。
保育士の力量によって、子供が行動に移す時と、甘える時があるなど、差ができる。
メリット・デメリット、それぞれあるが、やってみてまず思ったことは、
「新しいことに挑戦するって楽しい!!」 ってこと😊
やってもないのに「できない」って思うのは違うな。と感じた。
デメリットももちろん感じたが、それは次にどうしようて考えればいい話であって、
それよりも、「メリットを今後も続けていこう!」という気持ちの方が強かった😊
2歳児って、本来家庭でおうちの人と過ごす年齢なんだもんね。
3歳児に向けて
いつまでも「食べたい時に食べる」「寝たい時に寝る」という生活をするのではなく、来年の年少に向けて、少しずつ一斉での活動を増やしていくのはどうか という意見が出た。
『確かに、、、。』とも思ったが、正解が分からないため、どうにも動けずにいた。
教育委員会、幼児教育課の方が、市内の園の巡回訪問をしているのだが、
自分の園に来た時に、「年少に向けて~という意見が出ているのですが、どうするといいんですか?」と、ストレートに聞いた。
巡回訪問をしている先生も、なかなか強烈💦
そんな一斉保育なんて、年少行ってからすりゃいいんやて~!年少でも一斉にやらんでいいのに。
やりたいことやらせてあげればいいやん~。
まあ、私未満児保育やったことないから、みんなには言うけどさあ。
「なにそれ~!!!!」ってなったね(笑)
同じクラスで意見を言ってくださる先生も、気が強いボス的存在の方😅
どうしよう、どっちの言うことをやってみたらいいんだろう、、、💦
それも園長先生に相談した。
「先生がやってみたいようにやればいいんじゃない?」って言われた時、
私は自分の意見が全くないな~。人の言うように行動しているな~。って思った。
改めて、自分がやりたいことってなんだ?と思って時に
『このまま、自由な保育を続けてみよう!」と思った。それを正直にボスの先生に伝えると、
最初は「うん~。」と浮かない顔だったが、私が正規の担任だったので、最後には「先生がやりたいならやってみよう!」と言ってくださった。
自分の意見をもって、ちゃんと伝えることって大事だと感じた。
ボス先生の強さ
ボス先生は、話しやすいが、裏でコソコソといろいろな人の悪口を言っていた。
「動けない先生」「できない先生」のことが嫌いで、
「〇〇先生!次片付けやって。」「〇〇先生、次掃除した方がいいんじゃないの?」など、ちょっとイヤらしい言い方をして、若い先生を攻撃していた。
さらには、「〇〇くんはきっと△△できないでしょ。」と子供の可能性を拒否するような発言をしていた。
その人を敵にしたくがないために、私も一緒になって、「そうですよね。」と言い続けていた。
今思うと、そんな人の顔色を窺いながら仕事するのって楽しくないよな~。って。
私が、いろいろやってみたい保育を話すようになり、部屋の環境を変えたり、保育の方法を変えたりしていくうちに、ボス先生が悪口を言うことに対して
「確かにですよね。でも、〇〇ならどうですか?」
「まあそうかもですね。でも〇〇先生も最近気が付いて行動する姿増えていきましたね。」
「まあそういう時もありますよね!それより~」
「あはは~。あ、そういえば~」
という話し方、切り抜け方ができるようになってきた(笑)
私がいろいろなことを質問しても、その都度優しく教えてくださったり、「今まではこういうふうにやっていたけど、先生がやりたいことやってみようよ!」と言ってくださったりすることが増えていった。
最初は「う~ん。」と思うこともあったけど、2年間ずっと一緒に子供たちを保育していて、いろいろな思いを伝え合うことで、最後には、楽しかった~!と思うことができた。
行事や活動は毎年同じことの繰り返しだが、子供たちの行動や関わり方は毎日違って毎日勉強になる。
それが保育士をしていて楽しいと感じること。
毎日違う1日だからこそ、「今日はどんなことが起きるのか。」という気持ちになれる。
最後まで読んでくれてありがとう♪
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